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中学入学前に社会の準備学習をしよう!復習のポイント

 今回の記事では、社会において中学入学前にマスターしておいた方がよい内容を、お伝えしていきたいと思います。

 歴史と地理の2つの分野において、押さえておきたいポイントをお伝えしておりますので、ぜひ参考にしてください。

 この記事でお伝えするポイントは、以下の通りです。

 ①歴史分野で押さえておきたいポイント

 ②地理分野で押さえておきたいポイント 

歴史分野で押さえておきたいポイント

 中学生に歴史を教えていると、「奈良時代」や「鎌倉時代」、「江戸時代」などの時代区分をよく覚えていない(特に時代の順番)人が少なくありません。

 中学校で歴史を勉強する前に、時代の名前とその順番をきちんと覚えておきましょう。

 さらに時代名だけでなく、各時代における歴史上の人物も一緒に覚えておくといいでしょう。

 ここでは時代名とその順番、さらに時代ごとの歴史上の人物などをまとめておきますので、復習にお役立てください。

縄文時代(「縄文土器」)

 ↓

弥生時代(「卑弥呼(ひみこ)」)

 ↓

古墳時代(「聖徳太子(しょうとくたいし)」、「中大兄皇子(なかのおおえのおうじ)」、「藤原鎌足(ふじわらのかまたり)」)

 ↓

奈良時代(「聖武天皇(しょうむてんのう)」、「鑑真(がんじん)」)

 ↓

平安時代(「藤原道長(ふじわらのみちなが)」、「平清盛(たいらのきよもり)」)

 ↓

鎌倉時代(「源頼朝(みなもとのよりとも)」、「北条時宗(ほうじょうときむね)」)

 ↓

室町時代(「足利義満(あしかがよしみつ)」、「足利義政(あしかがよしまさ)」)

 ↓

安土桃山時代(「織田信長(おだのぶなが)」、「豊臣秀吉(とよとみひでよし)」)

 ↓

江戸時代(「徳川家康(とくがわいえやす)、「徳川家光(とくがわいえみつ)」、「ペリー」)

 ↓

明治時代(「西郷隆盛(さいごうたかもり)」、「大久保利通(おおくぼとしみち)」、「伊藤博文(いとうひろぶみ)」)

 ↓

大正時代(「第一次世界大戦」、「関東大震災」)

 ↓

昭和時代(「第二次世界大戦」、「太平洋戦争」)

 また、このサイトの国語編の記事でもお教えしましたが、歴史の勉強にも学習マンガを活用することをお勧めします。

 ストーリー仕立てなので歴史の流れがつかみやすく、マンガの絵を見ながら読めるのでイメージが残りやすいです。

 記憶の定着に最適ですので、ぜひお試しください!


地理分野で押さえておきたいポイント

 地理分野で、中学入学前に絶対覚えておいて欲しいことを1つだけ挙げるとすると、それは47都道府県の名前と位置でしょう。

 しかし、47都道府県の名前と位置を全て覚えるのは、難しいと思います。

 そこで、九州・中国・四国・近畿・中部・関東・東北の各地方ごとに覚えていくのがよいでしょう。

 もしあなたが山口県に住んでいるのなら、まず中国地方の都道府県の名前と位置を全て覚えましょう。

 それから近くの九州地方や四国地方を覚えていくという感じで、なじみのある地方の都道府県から覚えていくとよいでしょう。

 都道府県の名前と位置を覚えることができたら、さらに都道府県庁の所在地名も覚えておくとよいでしょう。

 都道府県庁の所在地には覚えるコツがあります。

 都道府県名と都道府県庁の所在地名が異なるものは全部で18あります。

 つまり、それら18を覚えれば全ての都道府県庁の所在地名を覚えたことになります。

 以下に、都道府県名と都道府県庁の所在地名が異なるものを挙げていきますので、参考にしてください。

①北海道ー札幌

②岩手県ー盛岡

③宮城県ー仙台

④茨城県ー水戸

⑤栃木県ー宇都宮(うつのみや)

⑥群馬県ー前橋

⑦埼玉県ーさいたま

⑧神奈川県ー横浜

⑨山梨県ー甲府

⑩石川県ー金沢

⑪愛知県ー名古屋

⑫滋賀県ー大津

⑬三重県ー津

⑭兵庫県ー神戸

⑮島根県ー松江

⑯香川県ー高松

⑰愛媛県ー松山

⑱沖縄県ー那覇

 都道府県や都道府県庁の所在地以外におさらいしておいたほうがよいのが、工業地帯・地域の名前と位置、さらに地名(平野や山地・山脈、川など)です。

 とくに工業地帯(地域)は中学地理でも重要なところですので、中学入学前にもう一度おさらいしておきましょう!

 また、中学1年では、ほとんどの学校で世界地理を学習します。

 ですので、今のうちからニュース等でよく見る国について、世界地図を見て位置を確認しておくとよいでしょう。

 あまりニュースを見ない人はとりあえず、アメリカ、中国、ロシア、韓国、北朝鮮、インド、エジプト、イギリス、フランス、ドイツ、ブラジル、オーストラリアなどの国を世界地図で確認しておきましょう。

 いずれも各地域の代表的な国ですので、国名と場所だけはしっかりおさえておきましょうね!


記事のまとめ

 以上、社会における歴史と地理の2つの分野について、詳しく見てきました。

 いかがだったでしょうか?

◎最後にもう1度、記事の中でのポイントをまとめてておくと…

<歴史分野>

歴史の時代名とその順序をしっかり覚えておく

・時代名とその時代の歴史上の人物をセットで覚えておく

・歴史も学習マンガで覚えるのが効果的

<地理分野>

身近な地方の都道府県から名前と位置を覚えていく

都道府県名と都道府県庁の所在地名が異なるもの(18個)を覚える

・できたら工業地帯・地域や地名(平野や山地・山脈など)も覚える

・ニュースなどでよく見る国を世界地図で確認する

 

 最後までご覧いただき、ありがとうございました。

 これからも、中学生のみなさんに役立つ記事をアップしていきますので、何卒よろしくお願いします。

 ご意見・ご感想、質問などございましたら、下のコメント欄にてお願いします!

※日本の歴史と都道府県の学習マンガで、価格もお手頃で読みやすい「ドラえもん学習シリーズ」をおすすめします。

「ドラえもんの社会科おもしろ攻略 日本の歴史」(藤子F不二雄 (著) 浜学園 (監修)・小学館 2013年出版)

「ドラえもんの社会科おもしろ攻略 都道府県がわかる」(藤子F不二雄 (著) 浜学園 (監修)・小学館 2014年出版)

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