中学理科の最初に微生物について学習しますが、植物性の微生物、動物性の微生物、さらにその両方の特徴をもつ微生物など、たくさんの微生物が出てきます。
そこでこの記事では、植物性・動物性・両方の特徴をもつ微生物について、覚えておいた方がよい代表的な微生物を解説し、さらにその覚え方についても紹介しています。
できる限り分かりやすい説明を心がけて、さらに覚えやすい暗記法を紹介しておりますので、ぜひ最後までご覧下さい。
この記事でお教えする内容は、以下の通りです。
① 植物性の微生物の覚え方
まずは、植物性の微生物について説明していきます。
植物性の微生物には、葉緑体を持っていて光合成を行い自ら養分をつくるという特徴があります。
ここでは、覚えておきたい代表的な植物性の微生物を4つ紹介していきます。
① アオミドロ
形の特徴は、緑色で髪の毛のように細い糸状であり、円筒形に細胞が縦に並んでいます。
また、葉緑体がリボンのようにらせん状になっています。
(参考サイト:https://kids.gakken.co.jp/jiten/dictionary01100140/)

② ミカヅキモ
形の特徴は、三日月のような細長い形をしていて、さらに2つの葉緑体が中央の細くて透明な部分で仕切られています。
(参考サイト:https://kids.yahoo.co.jp/zukan/plant/main_season/etc/0014.html)

③ ハネケイソウ
形の特徴は、黄緑色~茶色で細長い形をしており、表面には鳥の羽のような細かい線が規則正しく並んでいます。
だいぶ探したのですが、ハネケイソウの画像やイラストがなかったため、↓の参考サイトに掲載されている画像をご覧ください。
(参考サイト:http://www.mizouchi.com/plankton/zukan/html/080305145157/index.htm)
④ クンショウモ
形の特徴は、緑色で細胞が規則正しく円形に集まっており、勲章のような形をしています。

ここまでで出てきた「ミカヅキモ」「クンショウモ」のように、植物性の微生物は語尾が「モ」で終わる名前が多いです。
これは「藻(も)」 とは水中で生活する植物のなかま(藻類)を表す言葉であるためです。
↑の4つの植物性の微生物を覚えるゴロ合わせが、
『ショック、青いミカンを吐(は)く』
です。
青いミカンを口にしたところ、おいしくなかったためショックで吐き出してしまったところをイメージしてもらうとよいと思います。
ゴロ合わせの内訳は↓の通りです。
・ショック→ 植物性
・青い→ アオミドロ
・ミカン→ ミカヅキモ
・吐(は)→ ハネケイソウ
・く→ クンショウモ

② 動物性の微生物の覚え方
つづいて、動物性の微生物について説明していきます。
動物性の微生物には、自分で養分をつくることができず、自ら動いて他の生物を食べるという特徴があります。
ここでは、覚えておきたい代表的な動物性の微生物を4つ紹介していきます。
① ゾウリムシ
形の特徴は、ぞうりのような細長いだ円形をしており、体の表面は全体がせん毛とよばれる短い毛でおおわれています。

② アメーバ
きまった形をしていなくて、ドロッとしたかたまりのように見え、自由に形を変えることができる特徴があります。

③ ミジンコ
形の特徴は、透明でだ円形の形をしており、黒い目が1つあって腕のような触角をもっています。ミジンコはこの触角を動かして泳いでいます。

④ ツリガネムシ
形の特徴は、つりがねのような形をしており、体の下に細い糸のような柄(え)の部分があり、この柄で体を支えています。

ここまでで出てきた「ゾウリムシ」「ツリガネムシ」のように、動物性の微生物は語尾が「ムシ」で終わる名前が多いです。
これは、小さくて生き物らしく動き回ることから「虫のようだ」と考えられて名前がついたものが多いためです。
↑の4つの動物性の微生物を覚えるゴロ合わせが、
『どうぞ、あめ。みじめ、おつりが無ぇ…』
です。
店員さんがあめを勧めて販売したら、レジにおつりが無くて、気まずさでみじめになっているところをイメージしてもらうとよいと思います。
ゴロ合わせの内訳は↓の通りです。
・どう→ 動物性
・ぞ→ ゾウリムシ
・あめ→ アメーバ
・みじめ→ ミジンコ
・おつりがねえ→ ツリガネムシ

※YouTubeに「微生物」を覚えるゴロ合わせ動画を投稿していますので、↓のリンクからご覧下さい!
③ 両方の特徴をもつ微生物
ここでは、植物性と動物性の両方の特徴を持つ微生物を紹介します。
その微生物は、
ミドリムシ
です!

ミドリムシは、体の中に葉緑体があるため、自分で養分をつくることができます。
これは、植物性の微生物の特徴です。
また、ミドリムシはべん毛という長いひものような部分で泳ぐことができます。
水の中を自由に動き回ることができ、えさを取り入れることもあります。
これは、動物性の微生物の特徴です。
見た目の特徴としては、細長い形をしており、べん毛という長いひものような部分があり、え色をしています。
覚え方は、名前の通り
ミドリ(植物性)+ムシ(動物性)
で覚えるとよいでしょう。
実は、自然の中には植物とも動物とも言い切れない生物がいて、ミドリムシのように、光合成もできて動くこともできる微生物は他にもいるのですが、中学理科ではミドリムシがその代表として扱われています。

④ よく出る微生物の練習問題
最後に、ここまで学習してきた内容の練習問題を用意しています。
↓の問題にチャレンジして、ちゃんと身についたかどうかを確認しておきましょう。

[問] 以下の(1)~(5)の微生物の名前を答えなさい
(1)

(2)

(3)

(4)

(5)

【解答】(1) ミカヅキモ、(2) ミジンコ、(3) ミドリムシ、(4) アメーバ、(5) ゾウリムシ
練習問題の微生物は、すべて答えることができましたか?
間違えた微生物についてはよく復習して、しっかり覚えておきましょう!

記事のまとめ
以上、中1理科で学習する「よく出る微生物の覚え方」について、説明してきました。
① 植物性の微生物の覚え方
(主な微生物)
・アオミドロ
・ミカヅキモ
・ハネケイソウ
・クンショウモ
② 動物性の微生物の覚え方
(主な微生物)
・ゾウリムシ
・アメーバ
・ミジンコ
・ツリガネムシ
③ 両方の特徴をもつ微生物
・ミドリムシ
・「ミドリ(植物性)+ムシ(動物性)」で覚える
今回も最後まで、たけのこ塾のブログ記事をご覧いただきまして、誠にありがとうございました。
これからも、中学生のみなさんに役立つ記事をアップしていきますので、何卒よろしくお願いします。