その名も「5分間勉強法」です!
5分間勉強法とは一体どのような勉強法なのか?
具体的な内容は、以下の通りです。
①最強の勉強ツール「キッチンタイマー」
5分間勉強法を実践するにあたり、とりあえず準備する必要がある物。
それは、100円均一で購入できるキッチンタイマーだけです。
もし、キッチンタイマーが入手できない場合は、スマホ等のタイマー機能を利用しても構いません。
ただし、スマホのタイマー機能を利用する場合、時間をセットするとき、アプリやLINEなどが目に入ってしまい、つい他のことをやってしまう可能性があります。
ですので、できるだけキッチンタイマーを使うことをお勧めします。
②勉強に取り掛かる上手なやり方
私自身もそうなのですが、意志があまり強くない中学生に共通の特徴があります。
それは、勉強や家の手伝いなど自分にとって嫌なことに取り掛かろうとするとき、行動することへのハードルが一番高くなるということです。
つまり0から1になるときが一番大変なのです。
勉強の準備をいつまでもダラダラとやってしまい、勉強に取り掛かるのに時間がかかってしまう中学生も多いと思います。
そこで5分間勉強法では、勉強の準備が整ってから、タイマーをセットして勉強を始めるというやり方をとりません。
では、どのようなやり方をするのか?
まずタイマーで時間(5分間)をセットして、時間のカウントをスタートさせてから、勉強の準備を始めていきます。
つまり、準備する時間も勉強時間に含めるということです。
このように、準備する前に時間を計り始めることで、時間を意識化できます。
時間の経過を意識することで、準備等の勉強に取り掛かるまでにかかる時間を短くすることができます。
さらに、準備も勉強に含めることで、勉強に取り掛かる際の心理的なハードルも低くする効果も生まれます。
③集中して勉強を続ける方法
勉強の準備をする前に、5分間という時間をタイマーでセットして、時間のカウントをスタートさせました。
そして5分が経ち、キッチンタイマーの「ピピピ…」という音が鳴ります。
その時、集中力が続いておりもう少し勉強を続けられそうなら、またタイマーでカウントを始めて、5分間勉強を続けます。
私の経験上、いったん勉強を始めてしまうと勢いがつき、5分があっという間に過ぎたように感じて、そのまま勉強を続けることができます。
それから後は、5分が経ちタイマーが鳴るたびに、もう少し集中して勉強を続けることができるかどうか自問自答します。
もし、勉強を続けることができそうだったら…。
そのときはタイマーのカウントをスタートして5分間の勉強を続行します。
このように、一度勉強を始めてしまうと勢いがついて、けっこう長い時間集中して勉強を続けることができます。
さらに、常にタイマーで時間を計ることで、「あと5分間だけ勉強する」という目の前の目標ができます。
常に目先の目標があることで、集中を持続させることができます。
④勉強休憩の上手なとり方
勉強を始めてから、30分から長くても1時間ぐらい経つとどうなるでしょう?
ほとんどの中学生が、ボーっとしたり、他のことを考えたりしてしまうでしょう。
つまり、集中力が低下して作業スピードが落ちるようになります。
そうなってしまったら、1回休憩を取ってください。
しばらく休んだら勉強を再開します。
しかし、ここで問題が生じます。
最初のときと同様、勉強に再び取り掛かるのがおっくうになってしまうのです…。
つまり、0から1にする大変さを再び味わうことになります…。
そこで、休憩後に勉強を再開するときの対策をお教えします。
休憩状態のままで(机に向かったり勉強する体制になっていない状態でいいので)、とりあえずタイマーをスタートさせましょう!
不思議なもので、時間が計測され始めると、何となく勉強を始めないといけない気になります。
つまり、休憩状態でタイマーをスタートさせることで、半強制的に勉強を再開することができます。
このように、タイマーを上手に活用することで、勉強と休憩のスイッチの切り替えをスムーズに行うことができます。
この他にも、タイマーはいろいろな使い方ができると思います。
ご自分に合ったタイマー活用法をぜひお試しください!
※YouTubeにも「5分間勉強法」の解説動画を投稿していますので、↓のリンクからご覧下さい!
記事のまとめ
以上、勉強に集中できない中学生に向けて、「5分間勉強法」を説明してまいりました。
いかがだったでしょうか?
今回の記事のポイントを、簡単にまとめると…
・勉強の準備に取り掛かる前に、タイマーのカウントをスタートする
・常にタイマーで時間(5分間)を計り、集中が切れるまで勉強を続ける
・休憩後、勉強を再開するときは、休憩状態でもタイマーのカウントをスタートさせる
この勉強法のポイントは、このくらいの時間だったらやれそうと思えることです。
ですので、もし「5分が短い、もっと長く集中できる!」という人でしたら10分や15分でもいいでしょう。
逆に「5分でさえ長くて無理…。」という中学生もいるでしょう。
そのときは、3分や1分でもいいと思います。
ご自分のペースに合わせて、アレンジして活用していただけたら幸いです。
今回も、たけのこ塾ブログをご覧いただきまして、誠にありがとうございました。
これからも、中学生のみなさんに役立つ記事をアップしていきますので、何卒よろしくお願いします。
ご意見・ご感想、質問などございましたら、下のコメント欄にてお願いします!