覚えるのが苦手な中学生におすすめ、5つの暗記テクニック

 

 ”もうすぐテストがあるけれど、覚えてもすぐ忘れてしまう…”

 ”社会のような暗記科目は大の苦手” 

 このような悩みをお持ちの中学生のあなたへ、今回の記事ではとっておきの暗記テクニックを5つ紹介いたします。

◎紹介する暗記テクニックは、以下の5つです。

チャンク化・意味づけ

因果関係をつかむ

感情を利用する

ビジュアル化する

何回も繰り返す!

 この記事を読めば、きっと暗記することが楽しくなるはず!

 ぜひ、ご覧下さい。

先生と元気いっぱいの子どもたち

チャンク化・意味づけ

 まず最初に紹介する暗記テクニックは、チャンク化意味づけです。

 「チャンク化」とは、覚えやすくするために言葉や数字を分解することです。

 例えば、11桁の携帯電話番号をそのまま覚えるのはたいへん難しいですよね。

 そこで、携帯番号の数字は○○○-△△△△-□□□□というように、3桁-4桁-4桁の3つのかたまりに分けられています。

 番号の数字を3つのかたまりに分けることで、覚えやすいように工夫されています。

 これがチャンク化です。

 勉強における具体的な活用例を、1つ挙げてみましょう。

 中学の歴史で習う「墾田永年私財法」という、長い単語を覚える場合を考えてみましょう。

 「墾田永年私財法」という言葉をそのまま覚える大変ですよね。

 そこで墾田-永年-私財-法という4つの部分にチャンク化してみましょう。

 このように工夫すると、そのままの形より覚えやすくなりますよね。

単語帖で暗記している学生

 次に「意味づけ」について説明していきましょう。

 「意味づけ」とは、どんな暗記テクニックなのでしょう?

 具体的には、年号や電話番号を覚えるときに用いる「語呂(ゴロ)合わせ」を思い浮かべてもらえるとよいでしょう。

 例えば「794年 平安京遷都」を暗記するとき。

 「794(ナクヨ)うぐいす平安京」年号を語呂にして覚えましたよね。

 つまり、語呂によって無意味だった794という数字の並びに、意味を持たせたのです。

 その結果、より記憶に残りやすくなりました。

 このように無理やりにでも意味づけをすることで、覚えやすくすることができます。

 さらに、先ほどの「墾田永年私財法」について、意味づけを活用した覚え方を考えてみましょう。

「墾田=土地を耕して新しく開発した田」

「永年=ながい年月」

「私財=個人の財産」

「法=法令、きまり」

 チャンク化した言葉の意味を一つ一つ理解し、さらに意味づけしてみました。

 このような工夫により、「墾田永年私財法=新しく開発した田は、ずっと開発した人の物にすることを認めたきまり」ということが分かり、暗記が楽になります。

電車の中で、暗記を頑張っている女子中学生


因果関係をつかむ

 因果関係とは原因と結果のことです。

 例えば、「寝起きの男が水差しを持っている」という文を、覚えなければならないとします。

 このとき、文をそのまま丸暗記するより、よい方法があります。

 「眠気をさます目的でコーヒーを飲むのにお湯を沸かすため、寝起きの男が水差しを持っている」

 このように、男が水差しを持っている原因をやや強引に付け足してみましょう。

 すると、最初の文をそのまま暗記するより、覚えやすくなりますよね。

 この例のように、因果関係(原因と結果)を活用したほうが、ものごとを暗記しやすくなります。

 また、先ほどの墾田永年私財法について、因果関係を活用した覚え方を考えてみましょう。

 この場合、「なぜ朝廷が墾田永年私財法というきまりを作ったのか」という原因を知ると、覚えやすくなります。

 ちなみ、当時は土地の私有が認められておらず、朝廷が人民に「口分田」という農地を与えていました。

 しかし、人口の増加などのため与える口分田が足りなくなりました。

 農地が足りなくなったことが原因で、「開墾した農地は永久にその人のものにしてよい」という墾田永年私財法ができたのでした。

 このように、覚えたいことの原因を知ったほうが、より暗記しやすくなります。

テキストの大切な箇所をノートにメモしながら勉強中


感情を利用する

 うれしかった出来事や怖い思いをした体験、すごい怒りを覚えたことなどは、記憶に強く残っていますよね。

 人間の脳は、強い感情を感じた時、その感情に結びついたことが記憶に残りやすくなるそうです。

 それでは、感情をうまく活用した暗記の方法を考えてみましょう。

 例えば、「1582年に本能寺の変で主君の織田信長が、家臣の明智光秀に襲撃されて自害に追い込まれた。」という内容を覚えるとします。

 このとき、どのように感情を使って覚えたらよいでしょうか。

 1つの方法として、本能寺の変での織田信長の気持ちに思いをはせてみます。

 織田信長はどんな気持ちだったのか。

「もう少しで天下統一できたのに、家臣の明智に裏切られるとは無念だ…。」

 きっとこのような気持ちだったでしょう。

 このような無念な気持ちや悔しい気持ちを感じながら、暗記してみましょう。

 すると、普通におぼえるより覚えやすいはずです。

 無理にでも感情に結びつけて覚えることで、暗記することが楽になります。

単語帳で暗記している女子学生

 再び墾田永年私財法を例にとって、感情を用いて覚える方法を考えてみましょう。

 墾田永年私財法が制定されたことで、農民が自分で開墾した土地を、自分の財産として持つことができるようになりました。

 開墾した土地が自分のものになった農民たちは、喜んだことでしょう。

 その農民たちの気持ちを感じながら、暗記をしてみましょう。

 覚えやすくなり、記憶にもより残りやすくなるはずです。

机で一生懸命に勉強に取り組んでいる女の子


ビジュアル化する

 覚えたい言葉を何回も紙に書いたり、音読するだけではなかなか覚えることができません。

 「百聞は一見に如かず」ということわざがあります。

 意味は「あることについて100回聞くより、そのものを1回見た方が理解できる。」ということです。

 つまり、目で見て視覚的にとらえた方が、ものごとをより深く理解できるのです。

 覚えたいことは、動画や資料集の写真や図で視覚的にとらえましょう。

 すると、イメージをつかむことができます。

 その結果、覚えやすくなり、より記憶にも残りやすくなります。

 さらに、下手くそでもいいので、覚えたい内容を自分でイラストや漫画で描いてみましょう!

 少し恥ずかしいかもしれませんが、さらに記憶に残りやすくなります。

 ぜひ、試してみてください。

一生懸命、暗記している男の子


何回も繰り返す!

 ここまで、4つの暗記テクニックを紹介してきました。

 しかし、最終的には「覚えるまで何回も繰り返す!」ということが、一番大切です。

 小学生のころ、かけ算の九九を覚えたときのことを思い出してみましょう。

 九九を何回も何回も繰り返し唱えて、覚えたはずです。

 そうやって完璧に覚えたことで、かけ算するとき無意識のうちに九九が思い浮かぶようになったのです。

 また、繰り返し聴くCMソングやフレーズも同様です。

 覚えようというつもりがなくても、いつの間にか勝手に頭の中にインプットされていますよね。

 無意識のうちに、思わず口ずさんでしまう人も多いと思います。

 本来、人間の脳は生存に必要な情報以外は忘れるようにできています。

 しかし、何度も接触する情報に対して、脳は違う反応をします。

 「何回も出会う情報なので、これは大切な情報なのかもしれない」と判断して記憶に残そうとするのです。

 つまり、覚えたい情報に何度も繰り返して接することで、「この情報は重要だ」と脳をだますことでき、記憶に残すことができるのです。

トランプで神経衰弱をやって記憶力を鍛える


記事のまとめ

 以上、中学生に向けて5つの暗記テクニックをご紹介してきました。

 いかがだったでしょうか?

◎今回の記事のポイントを、簡単にまとめると…

・チャンク化とは覚えやすいように、言葉や数を分解すること

・語呂合わせなど、意味づけすると覚えやすくなる

因果関係(物事の原因と結果)をつかむと、覚えやすくなる

感情を利用すると、覚えやすくなる

視覚化することで、覚えやすくなる

何度も繰り返すことで、覚えやすくなる

 今回紹介した5つの暗記テクニックが、少しでもあなたのお役に立てるなら幸いです。

 最後まで、たけのこ塾のブログ記事をご覧いただきまして、誠にありがとうございました。

 これからも、中学生のみなさんに役立つ記事をアップしていきますので、何卒よろしくお願いします。

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先生と元気いっぱいの子どもたち

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