受験シーズン真っ只中ですが(この記事を作成しているのはH28年12月)、受験勉強は順調に進んでいますか?
多分、この記事を読んでいる中学3年生の多くが、学習塾に通っていると思います。
そこで今回は、受験生のあなたのために、受験直前における過去問と塾の上手な使い方を紹介していきたいと思います。
この記事で紹介する内容は、次の通りです。
①受験勉強の基本は〇〇〇を解くこと!
受験勉強に欠かせないアイテムといえば何か、あなたは即答できますか?
それは「過去問」です!
合格する力を身に付けるためには、志望校の過去5年分の入試問題を、最低3回は解く必要があります。
そうすることで、入試問題の出題形式に慣れることができます。
さらに、各教科の出題傾向も把握することができます。
また、当然ですが、入試問題は全学年の単元が試験範囲ですよね。
なので、過去問を解くことで、自分の弱点となる単元や箇所を見つけることができます。
このように過去問を解いていると、解答・解説を見ても解き方が分からない問題が出てくると思います。
そのような時の一番よい解決方法。
それは、塾の先生に分からないところを質問することなのです。
②塾の先生に質問する目的とは?
ここで、過去問について塾の先生に質問する目的を明確にしておきましょう。
① 解き方を理解して、自力で解くことができるようになるために教えてもらう。
② 合格するために解く必要がある問題かどうかを判断してもらう。
①については分かって頂けると思います。
しかし、②については、ちょっと説明が必要かなと思います。
合格するために解く必要がある問題とは何か。
それは、同じ志望校を受験する3~4割以上の受験生が解くことができる問題のことです。
逆に言えば、大半の受験生が解けない問題は、解く必要がない問題なのです。
ほとんどの受験生が解けない問題に時間をかけるより、多くの受験生が解ける問題をきちんと解くことができるよう勉強する方が、合格に近づくことができるのです。
ただ、受験生であるあなたには、どの問題が解く必要がある問題で、どの問題が解く必要がない問題なのか、判断するのは難しいと思います。
そこで塾の先生に質問することで、解く必要があるかどうかを判断してもらうのです。
塾の先生ならば、あなたの受験する高校のレベルや、その高校を受験する他の受験生のレベル、そしてあなたの学力をだいたい把握しているはずです。
ですので、あなたとあなたの置かれている状況を総合的に判断したうえで、適切なアドバイスをしてくれると思います。
③塾の先生には、質問する問題を〇〇に渡すこと!
過去問で分からない問題を塾の先生に質問する際に、1つだけ注意したほうがよいことがあります。
それは、教えてもらう前にその問題を事前に渡しておくということです。
もし、あなたが水曜日に塾があるのなら、塾が無くても月曜日(もっと前でもいい)に塾に行きましょう。
そして、先生に「水曜日の塾の日に、この問題の解き方を教えて下さい。」と言って手渡しましょう。
入試問題の中には、塾の先生にとっても難しい問題があります。
たとえ解けたとしても、その場ですぐに分かりやすく教えるのは厳しいものです。
しかし、事前に問題をもらっておけば、手の空いた時間などにその問題を解いて、教え方をシミュレーションすることができます。
ですので、塾の先生もスムーズに教えることができるはずです。
また、先生に時間的な余裕があるので、その問題が解く必要がある問題かどうかも判断することができます。
ですので、あなたにとって適切なアドバイスしてくれるはずです。
※YouTubeにも「完璧主義を捨てる方法」の解説動画を投稿していますので、↓のリンクからご覧下さい!
記事のまとめ
以上、中学生に向けて、受験直前における過去問と塾の上手な使い方を紹介してまいりました。
いかがだったでしょうか?
もう1度、記事の中で重要なところをおさらいしておくと…
・受験勉強の基本は「過去問」5年分を最低3回は解くこと
・過去問で分からない問題は、塾の先生に質問すること
・合格するために解く必要がある問題と、解く必要がない問題があること
・塾の先生には事前に質問する問題を渡しておくこと
この4点が今回のポイントになります。
それでは、体調に気を付けて受験勉強を頑張ってください!
過去問がボロボロになるぐらい、何回も反復して使い込んで下さい。
あなたが、合格の二文字を手に入れることを陰ながら祈っております。
今回も最後まで、たけのこ塾のブログ記事をご覧いただきまして、誠にありがとうございました。
これからも、中学生のみなさんに役立つ記事をアップしていきますので、何卒よろしくお願いします。
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