その中でも、今回は「第2文型」についての詳しい解説記事をアップしました。
この記事でお伝えするポイントは、以下の通りです。
①「第2文型」とはどんな文?
はじめに「第2文型」について、簡単に説明しておきますね。
↓の例文をご覧下さい。
(例)
・I am happy.
(私は幸せです)
この例文は、主語”I”と“happy”がイコールの関係であることを、be動詞”am”が表しています。
このように、動詞によって「主語」と「動詞の後に続く語」がイコールの関係であることを表される文の形を「第2文型」といいます。
さらに、主語とイコールの関係になる語のことを
「補語」
といいます。
「第2文型」は
「主語+動詞+補語」
と表すことができます。
また、それぞれの文の成分を↓の記号で表すこともあります。
・主語 → S
・動詞 → V
・補語 → C
これらの記号を使って、第2文型を次のように表すこともできます。
S V C
第2文型の基本は理解できましたか?
ここからは、be動詞以外の「第2文型の動詞」について詳しく解説していきたいと思います。
②「第2文型」の動詞”look”
動詞”look”は、”look at~”という形で「~を見る」という意味になります。
(例) I look at the bird.
(私はその鳥を見ます)
↑の意味以外にも、“look”は第2文型の動詞としてのはたらきも持っています。
第2文型の”look“は、
「~のように見える」
という意味になります。
↓の例文をもとに詳しく説明していきますね。
(例)
You look happy.
(あなたは幸せそうに見えます)
例文では、動詞”look“によって、主語”you”と補語”happy”がイコールの関係であることが表されていますね。
第2文型の”look”の文で注意が必要なことが1つあります。
それは、lookの後に「名詞」を置くときは、「前置詞」”like”を使う必要があります。
↓の例文で確認しましょう。
(例)
He looks like a doctor.
(彼は医者のように見えます)
“a doctor(医者)“は名詞なので、その前に前置詞”like“を置いています。
ここで使う“like”は「~を好き」という動詞ではなく、”to”や”on”などと同じ前置詞ですので注意しましょう。
ちなみに「前置詞」とは名詞の前に置く語のことなので、合わせて覚えておきましょう!
↓に「第2文型のlook」の練習問題を載せているので、チャレンジしてみましょう!
【練習問題】
(1) 彼はいそがしそうに見えた。(いそがしい→ busy)
(2) 彼らは昨日、悲しそうに見えた。(悲しい→ sad)
練習問題の解答・解説は↓の通りです。
【解答・解説】
(1) He looks busy.
⇒ heが主語の現在形の文なので、三単現のsをつけ忘れないよう注意しましょう。
(2) They looked sad yesterday.
どうでしたか?きちんと解くことができましたか?
できなかった問題は、しっかり理解しておきましょうね!
※YouTubeに『第2文型のlook』の問題についての解説動画を投稿していますので、↓のリンクからぜひご覧下さい!
③「第2文型」の動詞”become”
”look”につづいて、「第2文型」の動詞である”become“について説明していきたいと思います。
“become“は「~になる」という意味の動詞です。
↓の例文を使って説明したいと思います。
(例)
I became happy.
(私は幸せになりました)
↑の例文では“becom”の過去形“became“を使っていますが、動詞”became”により、主語”I“と補語”happy“がイコールの関係であることを表しています。
”look”と異なり、“become”は名詞もそのまま続けて置くことができます。
(例)
She became a teacher.
(彼女は先生になりました)
↑の例文では動詞”became”により、主語”she“と補語”a teacher“がイコールの関係であることを表していますね。
ここまで、第2文型の動詞として”look”と”become”について、詳しく解説しました。
この次は、これら以外の第2文型の動詞について紹介していきたいと思います。
④その他の「第2文型」の動詞
では最後に、“look”と”become”以外の第2文型の動詞を紹介したいと思います。
・feel(~と感じる)
(例)
I feel happy.
(私は幸せだと感じます)
↑の例文では、動詞”feel“によって、主語”I“と補語”happy“がイコールの関係であることを表しています。
・get(~になる)
(例)
He got angry.
(彼は怒った)
↑の例文では、動詞”get“の過去形”got”により、主語”he“と補語”angry“がイコールの関係であることを表しています。
ここでは、”feel”と”sound”について説明しましたが、第2文型の動詞は他にもたくさんあります。
・sound「~のように聞こえる」
・turn「~に変わる・なる」
・grow「~になる(成長する)」
などなど…
今後も第2文型の動詞が出てきたら、その都度少しずつ覚えていきましょう!
記事のまとめ
以上、中2英語で学習する「第2文型」について詳しく見てきました。
いかがだったでしょうか?
最後にもう1度、記事の中でのポイントをまとめてておくと…
(1) 第2文型とは
→「主語+動詞+補語」(SVO)
(2) 第2文型の動詞
① look「~のように見える」
(※後に名詞が続くときはlikeを使う)
② become「~になる」
③ feel「~と感じる」
④ get「~になる」
今回も最後まで、たけのこ塾のブログ記事をご覧いただきまして、誠にありがとうございました。
今後もたけのこ塾を、何卒よろしくお願いします。