中2英語「文型」第2文型はこれを読めば完璧!

  以前に投稿した「これを読めば第1~5文型が一通り理解できる!」という記事で、第1~5文型について解説しました。

 その中でも、今回は第2文型」についての詳しい解説記事をアップしました。

 この記事でお伝えするポイントは、以下の通りです。

 ①「第2文型」とはどんな文?

 ②「第2文型」の動詞”look”

 ③「第2文型」の動詞”become”

 ④  その他の「第2文型」の動詞

※サムネイルはphotoBさんによる写真ACからの写真

①「第2文型」とはどんな文?

 はじめに「第2文型」について、簡単に説明しておきますね。

 ↓の例文をご覧下さい。

(例)

  ・I am happy.

    (私は幸せです)

 この例文は、主語”I”“happy”イコールの関係であることを、be動詞”am”が表しています。

 このように、動詞によって「主語」と「動詞の後に続く語」がイコールの関係であることを表される文の形を「第2文型といいます。

 さらに、主語とイコールの関係になる語のことを

 「補語」

 といいます。

先生のイラスト

 「第2文型」

「主語+動詞+補語」

 と表すことができます。

 また、それぞれの文の成分を↓の記号で表すこともあります。

  ・主語 → 

  ・動詞 → 

  ・補語 → 

 これらの記号を使って、第2文型を次のように表すこともできます。

 S V C

 第2文型の基本は理解できましたか?

 ここからは、be動詞以外の「第2文型の動詞」について詳しく解説していきたいと思います。

授業中に手を挙げている男の子と女の子のイラスト


②「第2文型」の動詞”look”

 動詞”look”は、”look at~”という形で「~を見る」という意味になります。

 (例) I look at the bird.

  (私はその鳥を見ます)

 ↑の意味以外にも、“look”は第2文型の動詞としてのはたらきも持っています。

 第2文型の”lookは、

  「~のように見える」

 という意味になります。

 ↓の例文をもとに詳しく説明していきますね。

 (例)

  You look happy.

   (あなたは幸せそうに見えます)

 例文では、動詞”look“によって、主語”you”補語”happy”イコールの関係であることが表されていますね。

勉強している少年のイラスト

 第2文型の”look”の文で注意が必要なことが1つあります。

 それは、lookの後に「名詞」を置くときは、「前置詞」”like”を使う必要があります。

 ↓の例文で確認しましょう。

 (例)

  He looks like a doctor.

  (彼は医者のように見えます)

 a doctor(医者)“は名詞なので、その前に前置詞”like“を置いています。

 ここで使う“like”は「~を好き」という動詞ではなく、”to”や”on”などと同じ前置詞ですので注意しましょう。

 ちなみに前置詞」とは名詞の前に置く語のことなので、合わせて覚えておきましょう!

一生懸命、勉強している女の子

 ↓に「第2文型のlook」の練習問題を載せているので、チャレンジしてみましょう!

【練習問題】

  (1) 彼はいそがしそうに見えた。(いそがしい→ busy)

  (2) 彼らは昨日、悲しそうに見えた。(悲しい→ sad)

 練習問題の解答・解説は↓の通りです。

【解答・解説】

  (1) He looks busy.

   ⇒ heが主語の現在形の文なので、三単現のsをつけ忘れないよう注意しましょう。

  (2) They looked sad yesterday.

 どうでしたか?きちんと解くことができましたか?

 できなかった問題は、しっかり理解しておきましょうね!

※YouTubeに『第2文型のlook』の問題についての解説動画を投稿していますので、↓のリンクからぜひご覧下さい!

【動画】中2英作文「第2文型のlook」


③「第2文型」の動詞”become”

 ”look”につづいて、「第2文型」の動詞である”becomeについて説明していきたいと思います。

 become“は「~になる」という意味の動詞です。

 ↓の例文を使って説明したいと思います。

(例)

 I became happy.

 (私は幸せになりました)

 ↑の例文では“becom”の過去形became“を使っていますが、動詞”became”により、主語”I“と補語”happy“がイコールの関係であることを表しています。

勉強に取り組んでいる男の子のイラスト

 ”look”と異なり、“become”は名詞もそのまま続けて置くことができます。

(例)

 She became a teacher.

 (彼女は先生になりました)

 ↑の例文では動詞”became”により、主語”she“と補語”a teacher“がイコールの関係であることを表していますね。

 ここまで、第2文型の動詞として”look”と”become”について、詳しく解説しました。

 この次は、これら以外の第2文型の動詞について紹介していきたいと思います。

勉強している女の子のイラスト


④その他の「第2文型」の動詞

 では最後に、“look”と”become”以外の第2文型の動詞を紹介したいと思います。

 ・feel(~と感じる)

 (例)

    I feel happy.

   (私は幸せだと感じます)

 ↑の例文では、動詞”feel“によって、主語”I“と補語”happy“がイコールの関係であることを表しています。

楽しそうに勉強する子どもたち

get(~になる)

(例)

   He got angry.

 (彼は怒った)

 ↑の例文では、動詞”get“の過去形”got”により、主語”he“と補語”angry“がイコールの関係であることを表しています。

 ここでは、”feel”と”sound”について説明しましたが、第2文型の動詞は他にもたくさんあります。

  ・sound「~のように聞こえる」

  ・turn「~に変わる・なる」

  ・grow「~になる(成長する)」

 などなど…

 今後も第2文型の動詞が出てきたら、その都度少しずつ覚えていきましょう!


記事のまとめ

 以上、中2英語で学習する「第2文型」について詳しく見てきました。

 いかがだったでしょうか?

 最後にもう1度、記事の中でのポイントをまとめてておくと…

 (1) 第2文型とは

  →「主語+動詞+補語」(SVO)

 (2) 第2文型の動詞

  ① look~のように見える

   (※後に名詞が続くときはlikeを使う)

  ② become~になる

  ③ feel~と感じる

  ④ get~になる

 今回も最後まで、たけのこ塾のブログ記事をご覧いただきまして、誠にありがとうございました。

 今後もたけのこ塾を、何卒よろしくお願いします。

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