この記事では、中1英語「一般動詞」を理解するために必要なポイントを、詳しく説明していきたいと思います。
今回お伝えするポイントは、以下の通りです。
以前アップした「中学入学前に英語の準備学習をしよう!英語の基本は『主語+動詞』」でも、英語を基本から詳しく説明しています。
こちらの記事も、ぜひご覧下さい!
①小学国語の復習
まずはじめに、小学国語の復習をやっていきたいと思います。
「え!?」
「英語なのに、小学国語の復習?」
そう思われる人もいるかもしれません。
英語の勉強をするためには、小学校で学習する国語の文法知識が必要です。
まずは、しっかり基本を固めてから、中学英語の勉強に入っていきましょう。
主語・述語・修飾語とは?
主語・述語・修飾語という言葉を覚えていますか?
「覚えてない!」という人のために、次の例文を使って復習しましょう!
私は、公園に行く。
この例文の主語は?
そう、「私は」ですね。
このように、文の「~は」や「~が」という部分が「主語」になります。
では、述語は?
そう、「行く」になります。
このように、主語が「~する」や「~だ」という部分が「述語」になります。
それでは、修飾語は?
そう、「公園に」ですよね。
この例文では、「公園に」が「行く」を詳しく説明しています。
このように、別の言葉を詳しく説明している部分が「修飾語」になります。
動詞・形容詞とは?
次に、動詞・形容詞について見ていきましょう。
動詞・形容詞はともに、述語になる言葉です。
次の例文を使って、詳しく説明したいと思います。
①私は走る。
②あなたは優しい。
①の文の主語は「私は」、述語が「走る」ですよね。
②の文なら、主語は「あなたは」、述語が「優しい」になります。
①の文の述語「走る」が「動詞」です。
②の文の述語「優しい」が「形容詞」です。
動詞は、「動作を表し、ウ段で終わる言葉」です。
例えば、「飛ぶ」「食べる」「笑う」「書く」などが動詞になります。
形容詞は、「様子や状態を表し、イで終わる言葉」です。
例えば、「美しい」「重い」「おもしろい」「悲しい」などが形容詞になります。
※YouTubeに投稿した「中学英語をはじめる前に」という解説動画でも「小学国語の復習」について詳しく説明していますので、↓のリンクからご覧下さい!
②英語の基本は「主語+動詞」
英語の文をつくるとき、基本になるのは「主語+動詞」になります。
次の例で詳しく説明しましょう。
私はサッカーをする。
この日本語の文を英語になおしてみましょう!
「私は」は“I”、「(スポーツなどを)する」は“play”、「サッカー」は“soccer”です。
英語は「主語+動詞」が文の基本になります。
よって、主語の“I”、動詞の“play”を使って、
I play soccer.
と表します。
この英文をそのまま順番で日本語にすると、
「私は、する、野球を」
となり、日本語の語順(言葉の順番)が違うので、注意しましょう。
それでは、↓の練習問題にチャレンジしてみましょう!
【問】次の日本語の文を英文になおしましょう。
(1) 私は音楽(music)を好きです。←動詞”like”(~を好きだ)
(2) 私はタロウ(Taro)を知っています。←動詞”know”(~を知っている)
解答は↓の通りです。
(1) I like music. (“I”が主語、”like”が動詞)
(2) I know Taro. (“I”が主語、”know”が動詞)
この問題では、動詞の“like(~を好きである)”や“know(~を知っている)”が使われていました。
では続いて、↓の練習問題にチャレンジしてみましょう!
【問】次の日本語の文を英文になおしましょう。
(1) あなたは野球(baseball)をします。←動詞”play”(スポーツなどを)する
(2) あなたは1冊の本(book)をもっています。←動詞”have”(~をもっている)
解答は↓の通りです。
(1) You play baseball. (“you”が主語、”play”が動詞)
(2) You have a book. (“you”が主語、”have”が動詞)
上の画像の問題では、動詞の“play(スポーツなどをする)”や“have(~を持っている)”が使われていました。
また、「1つの」という意味をもつ“a”も使われていました。
英語は日本語と違い、数を非常に重視する言語です。
日本語だったら、「私は本を持っています。」と言ったとき、その本が1冊なのか複数なのかをあまり気にしません。
しかし、英語では数えられるものの場合、それが1つなのか複数なのかを明らかにしないといけないので、注意しましょう!
※YouTubeに英語の基本である「主語+動詞」の解説動画を投稿していますので、↓のリンクからご覧下さい!
【動画】中1英語「be動詞・英語の基本「主語+動詞」(ⅰ)」
【動画】中1英語「be動詞・英語の基本「主語+動詞」(ⅱ)」
③一般動詞とは?
最後に、「一般動詞」とはどんな動詞なのかを説明したいと思います。
さきほど問題に出てきた動詞がいくつかありましたよね。
“like”、“know”、“play”、“have”など
これらの動詞はすべて「一般動詞」です。
英語の動詞には2種類あって、1つが「一般動詞」です。
そして、もう1つが「be動詞」とよばれる動詞です。
「be動詞」については、後日あらためて記事を作成する予定ですが、「be動詞」以外のすべての動詞が「一般動詞」です。
そして、be動詞とは特殊な動詞で、“am”、”are”、”is”の3つしかありません。
よって、英語で出てくるほとんどの動詞が「一般動詞」であると考えてください。
記事のまとめ
以上、中1英語で学習する「一般動詞」について詳しく見てきました。
いかがだったでしょうか?
◎最後にもう1度、記事の中でのポイントをまとめてておくと…
・小学国語の主語・述語・修飾語を理解する
・述語になることば、動詞と形容詞も理解する
・英語の基本は「主語+動詞」である
・日本語と英語の語順は違うので注意する
・英語の動詞は「一般動詞」と「be動詞」の2種類ある
・英語の動詞のほとんどが「一般動詞」である
今回も最後まで、たけのこ塾のブログ記事をご覧いただきまして、誠にありがとうございました。
次回は「中1英語『一般動詞』否定文は”do”と”not”で表す!」をアップしますので、コチラもぜひご覧下さい。
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