今回は「一般動詞の疑問文」をおさらいしたうえで、中1英語で学習する「be動詞の疑問文のつくり方」について説明していきたいと思います。
今回お伝えするポイントは、以下の通りです。
be動詞の疑問文のつくり方や、“be動詞の疑問文の答え方”について、詳しく説明しています。
be動詞の疑問文を理解したい中学生は、この記事を最後までぜひご覧下さい。
①be動詞の疑問文のつくり方
be動詞の疑問文を説明していく前に、中1英語で学習する「一般動詞の疑問文」をおさらいしておきましょう。
以前の記事「中1英語『一般動詞』”do”を使って疑問文をつくろう!」も、ぜひご覧下さい。
(ⅰ) 一般動詞の疑問文のおさらい
次の一般動詞の文を、疑問文になおしてみましょう。
・あなたは野球をします。
⇒ You play baseball.
これを疑問文にするには、主語の前に”do”をおきます。
また、文の最後にピリオド(.)のかわりに、クエスチョンマーク(?)をおきます。
ですので、次のようになります。
・あなたは野球をしますか?
⇒ Do you play baseball ?
さらに、疑問文は文末を上げ調子で読むということも、セットで覚えておきましょう!
(ⅱ) be動詞の疑問文をつくろう!
では次に、be動詞を疑問文になおす方法を見ていきましょう。
・あなたは幸せです。
⇒ You are happy.
be動詞の文を疑問文になおすには、主語の前にbe動詞を出します。
ピリオド(.)をクエスチョンマーク(?)にかえること、文末を上げ調子で読むことは、一般動詞の疑問文の場合と同じです
よって、次のようになります。
・あなたは幸せですか?
⇒ Are you happy ?
(ⅲ) 疑問文のつくりかた まとめ
では、一般動詞とbe動詞の疑問文のつくり方をまとめてみましょう!
① 一般動詞の文の場合
・主語の前に”do“をおく
② be動詞の文の場合
・主語の前にbe動詞を出す
文の最後のピリオド(.)をクエスチョンマーク(?)にかえること、文末を上げ調子で読むこと、この2点はそれぞれの文の場合に共通しています。
②be動詞の疑問文の答え方
つづいて、be動詞の疑問文の答え方について、説明したいと思います。
疑問文の答え方には、注意が必要な点がいくつかあります。
以下の内容をよく読んで、しっかり身に付けておきましょう。
(ⅰ) 一般動詞の疑問文の答え方 おさらい
次の一般動詞の疑問文について、その答え方を見ていきましょう。
・あなたは野球をしますか?
⇒ Do you play baseball ?
Yesの場合は、
・はい、します。
⇒ Yes, I do.
Noの場合は、
・いいえ、しません。
⇒ No, I don’t.
このように、you(あなたは)できかれたら、I(私は)で答えます。
また、疑問文に答える文は”do“を使ってつくります。
(ⅱ) be動詞の疑問文の答え方
次のbe動詞の疑問文について、その答え方を見ていきましょう。
・あなたは幸せですか?
⇒ Are you happy ?
一般動詞の疑問文では、答える文にも”do“を使ってつくりました。
be動詞の疑問文では、be動詞を使って答える文をつくります。
ですので、be動詞の疑問文の答え方は次のようになります。
Yesの場合は、
・はい、幸せです。
⇒ Yes, I am.
Noの場合は、
・いいえ、幸せではありません。
⇒ No, I am not.
(No,I’m not.)
疑問文では主語が”you“なので、be動詞”are“を使っています。
しかし、答える文では主語が”I“なので、be動詞”am“を使う必要があります。
間違えないよう、気を付けて下さいね!
(ⅲ) 疑問文の答え方 まとめ
では、一般動詞とbe動詞の疑問文の答え方をまとめてみましょう!
① 一般動詞の文の場合
・疑問文に答える文にも”do“を使う
② be動詞の文の場合
・疑問文に答える文にもbe動詞を使う
疑問文の主語と、疑問文の答える文の主語が異なる場合、be動詞はそれぞれの主語に合わせる必要がありますので、注意しましょう!
③be動詞の疑問文 練習問題
最後に、be動詞の疑問文の練習問題にチャレンジしていきましょう!
↓に問題が載っていますので、さっそく解いていきましょう。
【問】以下の日本語の文を英語の文になおしみましょう。
① あなたはいそがしいですか? ー はい、いそがしいです。
② 彼はケンですか? ー いいえ、ちがいます。
では➀の文を英語の文になおしてみましょう。
いきなり英文になおすのは難しいですよね。
そこで、次の手順で日本語の文を英語の文になおしてみましょう!
(1) 「あなたはいそがしいですか?」をもとの文に戻します。
⇒ あなたはいそがしいです。
↓
(2) 次に「あなたはいそがしいです。」を英文になおします。
⇒ You are busy.
↓
(3) 最後に、(2)の英文を疑問文になおして答える文も書きます。
⇒ Are you busy ?
ー Yes, I am.
同じように、②も英文になおしてみましょう!
この問題では主語が”he”ですので、そこに気を付けて答えを考えましょう。
②「彼はケンですか?」の場合だと、
(1) 「彼はケンですか?」をもとの文に戻します。
⇒ 彼はケンです。
↓
(2) 次に「彼はケンです。」を英文になおします。
⇒ He is Ken.
↓
(3) 最後に、(2)の英文を疑問文になおして答える文も書きます。
⇒ Is he Ken ?
ー No, he isn’t.
この問題のように、”he”(彼は)や”she”(彼女は)が疑問文の主語のときは、疑問文に答える文も”he”や”she”が主語になりますので、注意しましょう。
日本語の文を英語に疑問文になおす手順を、理解することができましたか?
日本語の文をもとに、英語の疑問文にスラスラと簡単になおせるようになるまで、何回も繰り返して練習しましょう!
中1英語の中で、必ず身に付けておくべき項目です。
しっかり頑張りましょう!
※YouTubeに『be動詞の疑問文』についての詳しい解説動画を投稿していますので、↓のリンクからぜひご覧下さい!
記事のまとめ
以上、中1英語で学習する「be動詞の疑問文」について詳しく解説してきました。
いかがだったでしょうか?
最後にもう1度、記事の中でのポイントをまとめてておくと…
① 一般動詞の疑問文は、主語の前に”do“をおく
② 一般動詞の疑問文の答える文でも、”do“を使う
③ be動詞の疑問文は、主語の前にbe動詞を出す
④ be動詞の疑問文の答える文でも、be動詞を使う
今回も最後まで、たけのこ塾のブログ記事をご覧いただきまして、誠にありがとうございました。
次回以降も、be動詞について詳しい内容の記事をアップしていきます。
今後もたけのこ塾を、何卒よろしくお願いします。