
前回の記事「be動詞 基本文の練習問題にチャレンジ!」で、中1英語で学習するbe動詞の基本文をつくる練習をしました。
今回は「一般動詞の否定文」をおさらいしたうえで、中1英語で学習する「be動詞の否定文のつくり方」について説明していきたいと思います。
・今回お伝えするポイントは、以下の通りです。
be動詞の否定文のつくり方や、“am・are・is”の否定文の短縮形について、詳しく説明しています。
be動詞の否定文を理解したい中学生は、この記事を最後までぜひご覧下さい。
①be動詞の否定文のつくり方
be動詞の否定文を説明していく前に、中1英語で学習する「一般動詞の否定文」をおさらいしておきましょう。
以前の記事「中1英語 一般動詞の否定文は”do”と”not”で表す!」も、ぜひご覧下さい。
(ⅰ)一般動詞の否定文のおさらい
次の一般動詞の文を、否定文になおしてみましょう。
・あなたは野球をします。
→ You play baseball.
これを否定文にするには、主語と動詞の間に”don’t (do not)“を付け加えます。
そして次のようになります。
・あなたは野球をしません。
→ You don’t play baseball.
(ⅱ)be動詞の否定文をつくろう!
では次に、be動詞を否定文になおす方法を見ていきましょう。
・あなたは幸せです。
→You are happy.
be動詞の文を否定文になおすには、be動詞の後に”not”を付け加えます。
よって、上の例文を否定文にすると、
・あなたは幸せではありません。
→You are not happy.
(ⅲ)否定文のつくりかた まとめ
では、否定文のつくり方をまとめてみましょう!
①一般動詞の文の場合
・主語と動詞の間に、”don’t (do not)“を付け加える
②be動詞の文の場合
・be動詞の後に、”not“を付け加える
②be動詞の否定文 短縮形について
be動詞の否定文は、短縮形で表すことが多いです。
ここでは、be動詞の”am”・”are”・”is”のそれぞれの場合、否定文にするときの短縮形を見ていきましょう!
(ⅰ)”am”を否定文に使ったときの短縮形
“am”を否定文に使ったとき、短縮形は次のようになります。
・I am not ~
→ I’m not ~
このように、“I am“を1語に短縮した、”I’m“にして表します。
ちなみに“am not”の部分を短縮する形はないので、注意しましょう!
それでは例文で確認しておきましょう。
・I am not happy.
↓
・I’m not happy.
(ⅱ)”are”を否定文に使ったときの短縮形
”are”を否定文に使ったとき、短縮形は次のようになります。
・You are not ~
→ You aren’t ~
このように、“are not“を1語に短縮した、”aren’t“にして表します。
また、次にように、“You are“を1語に短縮した”You’re“にして表すこともできます。
・You are not ~
→ You’re not ~
それでは例文で確認しておきましょう。
・You are not happy.
↓
・You aren’t happy.
もしくは、“You are”を”You’re“に短縮して、
・You are not happy.
↓
・You’re not happy.
(ⅲ)”is”を否定文に使ったときの短縮形
”is”を否定文に使ったとき、短縮形は次のようになります。
・He is not ~
→ He isn’t ~
このように、“is not“を1語に短縮した、”isn’t“にして表します。
また、次にように、“He is“を1語に短縮した”He’s“にして表すこともできます。
・He is not ~
→ He’s not ~
それでは例文で確認しておきましょう。
・He is not happy.
↓
・He isn’t happy.
もしくは、“He is”を”He’s“に短縮して、
・He is not happy.
↓
・He’s not happy.
③be動詞の否定文 練習問題
最後に、be動詞の否定文の練習問題にチャレンジしていきましょう!
下の画像に問題が載っていますので、さっそく解いていきましょう。
解答は、次の通りです。
be動詞の後に”not”をつけて、否定文にすることができましたか?
次に、下の日本語の文を英語の文になおしてみましょう!
①私はケンではありません。
②あなたはいそがしくありません。
③彼女はユキではありません。
では➀の文を英語の文になおしてみましょう。
いきなり英文になおすのは難しいですよね。
そこで、次の手順で日本語の文を英語の文になおしてみましょう!
(1) 「私はケンではありません。」をもとの文に戻します。
→ 私はケンです。
↓
(2) 次に「私はケンです。」を英文になおします。
→ I am Ken.
↓
(3) 最後に、(2)の英文を否定文になおします。
→ I am(I’m) not Ken.
同じように、②も英文になおしてみましょう!
②「あなたはいそがしくありません。」の場合だと、
(1) 「あなたはいそがしくありません。」をもとの文に戻します。
→ あなたはいそがしいです。
↓
(2) 次に「あなたはいそがしいです。」を英文になおします。
→ You are busy.
↓
(3) 最後に、(2)の英文を否定文になおします。
→ You are not(aren’t) busy.
同じように、➂も英文になおしてみましょう!
➂「彼女はユキではありません。」の場合だと、
(1) 「彼女はユキではありません。」をもとの文に戻します。
→ 彼女はユキです。
↓
(2) 次に「彼女はユキです。」を英文になおします。
→ She is Yuki.
↓
(3) 最後に、(2)の英文を否定文になおします。
→ She is not(isn’t) Yuki.
日本語の文を英語に否定文になおす手順を、理解することができましたか?
日本語の文をもとに、英語の否定文にスラスラと簡単になおせるようになるまで、何回も繰り返して練習しましょう!
中1英語の中で、必ず身に付けておくべき項目です。
しっかり頑張りましょう!
記事のまとめ
以上、中1英語で学習する「be動詞の否定文」について詳しく解説してきました。
いかがだったでしょうか?
・最後にもう1度、記事の中でのポイントをまとめてておくと…
①一般動詞の否定文は、主語と動詞の間に”don’t(do not)“を付け加える
②be動詞の否定文は、be動詞の後に”not“を付け加える
③be動詞の否定文の短縮形は次の通り
・I am not ~
→ I’m not ~
・you are ~
→ you aren’t ~
(you’re not ~)
・he is ~
→ he isn’t ~
(he’s not ~)
今回も最後まで、たけのこ塾のブログ記事をご覧いただきまして、誠にありがとうございました。
次回以降も、be動詞について詳しい内容の記事をアップしていきます。
今後もたけのこ塾を、何卒よろしくお願いします。