中1英語「be動詞」否定文のつくり方を3つのステップで身に付けよう!

 前回の記事be動詞 基本文の練習問題にチャレンジ!で、中1英語で学習するbe動詞の基本文をつくる練習をしました。

 今回は最初に「一般動詞の否定文」をおさらいしたうえで、中1英語で学習する「be動詞の否定文のつくり方」について説明していきたいと思います。

 今回お伝えするのは、↓の3ステップになります。

 ① be動詞の否定文のつくり方

 ② be動詞の否定文 短縮形について

 ③ be動詞の否定文 練習問題

 

 be動詞の否定文のつくり方や、am・are・is”の否定文の短縮形について、詳しく説明しています。

 be動詞の否定文を理解したい中学生は、この記事を最後までぜひご覧下さい。

① be動詞の否定文のつくり方

 be動詞の否定文を説明していく前に、中1英語で学習する「一般動詞の否定文」をおさらいしておきましょう。

 以前の記事中1英語 一般動詞の否定文は”do”と”not”で表す!も、ぜひご覧下さい。

(ⅰ) 一般動詞の否定文のおさらい

 次の一般動詞の文を、否定文になおしてみましょう。

 ・あなたは野球をします。

   → You play baseball.

 これを否定文にするには、主語と動詞の間に”don’t (do not)“を付け加えます。

 すると次のような文になります。

 ・あなたは野球をしません。

   → You don’t play baseball.

勉強している少年のイラスト

(ⅱ) be動詞の否定文をつくろう!

  では次に、↓の例文を使いbe動詞を否定文になおす方法を見ていきましょう。

 ・あなたは幸せです。

   →You are happy.

 be動詞の文を否定文になおすには、be動詞の後に”not”を付け加えます

 よって上の例文を否定文にするには、be動詞”are”の後に”not”をおいて、

 ・あなたは幸せではありません。

   →You are not happy. 

 となります。

一生懸命、勉強している女の子

(ⅲ) 否定文のつくりかた まとめ

 では、一般動詞・be動詞の否定文のつくり方をまとめてみましょう!

 ① 一般動詞の文の場合

 ・主語と動詞の間に、”don’t (do not)“を付け加える

 ② be動詞の文の場合

 ・be動詞の後に、”not“を付け加える

楽しそうに勉強する子どもたち


② be動詞の否定文 短縮形について

 be動詞の否定文で注意が必要なポイントとして、短縮形で表すことが多いということがあります。

 ここでは、be動詞の”am“・”are“・”isのそれぞれの場合、否定文の短縮形のつくり方について詳しく見ていきましょう!

(ⅰ)”am”を否定文に使ったときの短縮形

 “am”を使っている文を否定文にしたとき、短縮形は次のようになります。

 ・I am not ~

  → I’m not ~

 このように、I am“を1語に短縮した、”I’m“にして表します。

 ちなみに“am not”の部分を短縮する形はないので、注意しましょう!

 それでは例文で確認しておきましょう。

 ・I am not happy. (私は幸せではありません。)

    ↓

 ・I’m not happy.

楽しそうに数学を勉強している男の子のイラスト

(ⅱ)”are”を否定文に使ったときの短縮形

 ”are”を使っている文を否定文にしたとき、短縮形は次のようになります。

 ・You are not

 → You aren’t

 このように、are not“を1語に短縮した、”aren’t“にして表します。

 また、次にように、You are“を1語に短縮した”You’re“にして表すこともできます。

 ・You are not ~

 → You’re not ~

 それでは例文で確認しておきましょう。

 ・You are not happy. (あなたは幸せではありません。)

     ↓

 ・You aren’t happy.

 もしくは、“You are”を”You’re“に短縮して、

 ・You are not happy.

     ↓

 ・You’re not happy.

楽しそうに数学を勉強している女の子のイラスト

(ⅲ)”is”を否定文に使ったときの短縮形

 ”is”を使っている文を否定文にしたとき、短縮形は次のようになります。

 ・He is not ~

 → He isn’t ~

 このように、is not“を1語に短縮した、”isn’t“にして表します。

 また、次にように、He is“を1語に短縮した”He’s“にして表すこともできます。

 ・He is not ~

 → He’s not ~

 それでは例文で確認しておきましょう。

 ・He is not happy. (彼は幸せではありません。)

     ↓

 ・He isn’t happy.

 もしくは、“He is”を”He’s“に短縮して、

 ・He is not happy.

     ↓

 ・He’s not happy.


③ be動詞の否定文 練習問題

 最後に、be動詞の否定文の練習問題にチャレンジしていきましょう!

 下に問題を載せていますので、さっそく解いていきましょう。

 【問】↓の日本語の文を英語の文になおしましょう!

  ① 私はケンではありません。

  ② あなたはいそがしくありません。

  ③ 彼女はユキではありません。

  ④ あれは車ではありません。

 解答・解説は↓の通りです。

 では➀の文を英語の文になおしてみましょう。

 いきなり英文になおすのは難しいですよね。

 そこで、次の手順で日本語の文を英語の文になおしてみましょう!

 (1) 「私はケンではありません。」をもとの文に戻します。

  ⇒ 私はケンです 

      

 (2) 次に「私はケンです。」を英文になおします。

  ⇒ I am Ken.

      

 (3) 最後に、(2)の英文を否定文になおします。

  ⇒ I am(I’m) not Ken.【答】

 もしくは短縮形で、I’m not Ken.【答】

 同じように、②も英文になおしてみましょう!

 ②「あなたはいそがしくありません。」の場合だと、

 (1) 「あなたはいそがしくありません。」をもとの文に戻します。

  ⇒ あなたはいそがしいです 

     

 (2) 次に「あなたはいそがしいです。」を英文になおします。

  ⇒  You are busy.

        

 (3) 最後に、(2)の英文を否定文になおします。

  ⇒ You are not busy.【答】

 もしくは短縮形で、You aren’t busy.【答】

授業中に手を挙げている男の子と女の子のイラスト

 同じように、➂も英文になおしてみましょう!

 ➂「彼女はユキではありません。」の場合だと、

  (1) 「彼女はユキではありません。」をもとの文に戻します。

  ⇒ 彼女はユキです 

        

 (2) 次に「彼女はユキです。」を英文になおします。

  ⇒ She is Yuki.

         

 (3) 最後に、(2)の英文を否定文になおします。

  ⇒ She is not Yuki.【答】

 もしくは短縮形で、She isn’t busy.【答】

 では最後の④も英文になおしてみましょう!

 ④「あれは車ではありません。」の場合だと、

  (1) 「あれは車ではありません。」をもとの文に戻します。

  ⇒ あれは車です 

        

 (2) 次に「あれは車です。」を英文になおします。

  ⇒ That is a car.

         

 (3) 最後に、(2)の英文を否定文になおします。

  ⇒ That is not a car.【答】

 もしくは短縮形で、That isn’t a car.【答】

楽しそうに勉強して手を挙げている男の子と女の子

 日本語の文を英語に否定文になおす手順を、理解することができましたか?

 日本語の文をもとに、英語の否定文にスラスラと簡単になおせるようになるまで、何回も繰り返して練習しましょう!

 中1英語の中で、必ず身に付けておくべき項目です。

 しっかり頑張りましょう!

※YouTubeに『be動詞の否定文』についての詳しい解説動画を投稿していますので、↓のリンクからぜひご覧下さい!

  【動画】中1英語「be動詞・be動詞の否定文①」

  【動画】中1英語「be動詞・be動詞の否定文②」


記事のまとめ

 以上、中1英語で学習する「be動詞の否定文」について詳しく解説してきました。

 いかがだったでしょうか?

 最後にもう1度、記事の中でのポイントをまとめてておくと…

 ① 一般動詞の否定文は、主語と動詞の間に”don’t(do not)“を付け加える

 ② be動詞の否定文は、be動詞の後に”not“を付け加える

 ③ be動詞の否定文の短縮形は次の通り

  ・I am not ~

   → I’m not ~

  ・you are ~

   → you aren’t(you’re not ~)

  ・he is ~

   → he isn’t (he’s not ~)

 今回も最後まで、たけのこ塾のブログ記事をご覧いただきまして、誠にありがとうございました。

 次回以降も、be動詞について詳しい内容の記事をアップしていきます。

 今後もたけのこ塾を、何卒よろしくお願いします。

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