中学1年の社会の歴史分野で学習する「古墳時代」。
この単元では、主に次のような内容を学習します。
この記事は、たけのこ塾が中学生に向けて、TwitterやInstagramに投稿した内容をもとに作成しています。
ぜひ、あなたの勉強にご活用下さい。
①古墳と大和政権
古墳と大和政権について、覚えておかなければならない語句がいくつかあります。
それらについてまとめた問題が、下の写真です。
問題の解答は、下の写真の通りです。
「大和政権」とは、3世紀後半ころ、現在の奈良盆地を中心にした豪族による連合政権のことです。
「大王(おおきみ)」とは、大和政権のリーダーのことです。
「古墳」とは、王や豪族をほうむるためにつくられた大きな墓です。
「前方後円墳」は、古墳の形の一つで、円形と方形(四角形)を合わせた形をしている規模の大きな古墳です。
「大仙(だいせん)古墳」は、現在の大阪府堺市にある、世界最大の面積をもつ前方後円墳です。
「はにわ」は、古墳の頂上や周囲に置かれた素焼きの土器です。
円筒型や人物・家屋・馬などの形をしています。
縄文時代に出てきた「土偶」と間違いやすいので、注意しましょう!
ここでは、土偶とはにわの覚え方を紹介します
「ドジョウの箱」
・ド → 土偶
・ジョウ → 縄文時代
・ハ → はにわ
・コ → 古墳時代
※下のYouTubeにアップした動画でも、「土偶とはにわの覚え方についてゴロ合わせ」について詳しく説明しております。
ここで挙げた6つの語句は、古墳と大和政権におけ、重要語句です。
歴史を勉強する中学生のみなさん、しっかり覚えておきましょう!
②5世紀の東アジア
5世紀の東アジアにおいて、中国・朝鮮半島との交流で、覚えておかなければならないことがいくつかあります。
それらについてまとめた問題が、下の写真です。
問題の解答は、下の写真の通りです。
<5世紀ごろの中国>
5世紀ごろの中国は、南北朝時代でした。
南北朝時代とは、北と南にそれぞれ別の王朝があって、対立していた時代です。
日本は、南朝の宋という国に使いを送ったことが、宋の歴史書に記されています。
<5世紀ごろの朝鮮半島>
朝鮮半島の北部は、紀元前後におこった高句麗(こうくり)。
南部は、西側が百済(くだら)、東側が新羅(しらぎ)。
この3国が勢力争いをしていました。
日本は、百済や伽耶(任那)地域の国々とともに、高句麗・新羅と戦っていました。
ここでは、古代の朝鮮半島の国々のゴロ合わせを紹介します。
「この栗、しらける、くだらない」
・この栗 → 高句麗(こうくり)
・しら → 新羅(しらぎ)
・くだら → 百済(くだら)
※下のYouTubeにアップした動画でも、「古代の朝鮮半島の国々のゴロ合わせ」について詳しく説明しております。
<大陸からきた渡来人>
「渡来人」とは、4~6世紀ごろ、中国や朝鮮半島から日本列島に移り住んできた人々のことです。
◎渡来人が伝えたものは、次の通りです。
・須恵器(すえき)…高温で焼いた、硬くて黒っぽい土器
・漢字
・儒学…孔子の教えがもととなった学問
・仏教
朝鮮半島の3つの国の名前は、中学歴史において今後もよく出てきます。
しっかり覚えておきましょう!
記事のまとめ
以上、中1社会・歴史「古墳時代」について、詳しく説明してきました。
今回も最後まで、たけのこ塾のブログ記事をご覧いただきまして、誠にありがとうございました。
これからも、中学生のみなさんに役立つ記事をアップしていきますので、何卒よろしくお願いします。
ご意見・ご感想、質問などございましたら、下のコメント欄にてお願いします!